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ヴァンスカのベートーヴェン第9 [CD]

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オスモ・ヴァンスカ指揮
ミネソタ管弦楽団の
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱」を聴いた。
(発売は2006年10月なので今さらなんですが)

フィンランドのラハティ交響楽団で腕をふるい
フィンランドの英雄「シベリウス」の曲を大量にCD化した
フィンランドなヴァンスカさん。
シベリウスに はまった時に たくさん聴いていたのに
(その頃のBISレーベルは音悪いけど(苦笑))
アメリカに渡ってミネソタ管弦楽団の常任指揮者に
なったことすら最近まで知らなかった。

読響だったかの番組をたまたま観て
ミネソタで今はベートーヴェンに積極的に取り組んでいる事を知ったのだ。
で、CDを購入! いきなり第9から!(笑)。

で、感想。


なんじゃ、こりゃ!???(笑)


こんな第9 聴いたことがない!
笑っちゃうくらい初めて聴く ベートーヴェンの第9。
普通にイメージする第9が歌謡曲だとすると
これはJ−POPみたいな感じ。
今まで聴いたいろいろな指揮者の演奏が
コカコーラとペプシコーラくらいの差だとすると
ドクターペッパーくらい違う味に聞こえた(笑)。
ガンダムで言うと「Gガンダム」くらいぶっ飛んでいる!(笑)。

リズミカルなアップテンポ(良く聴く演奏より10分近く速い)で
流れの強弱をわざとらしいくらい「聴かせる」。
ミネソタ管弦楽団の特色なのか 演奏の「クロマ」が高めで
色合いがハッキリしている。しかも録音が「ON気味」なので
まるでロックミュージカルのようにも迫ってくる!


挑戦的であり 自信すら感じるこの演奏。
いやー、恐れ入りました(^^;)
個人的にはキライじゃない♪
パワフルで色彩豊かで飽きさせない。
「え?どうなるの?どうなるの?」と前のめりで聴いてしまいました!

番組での解説だと 今まで主流の演奏の「固定概念」は捨てて
楽譜を新たに「解読」して組み立て直しているとか。
そうなのかなぁ? 専門的にはわからないけど
「いつも」のと違うのだけは 誰が聴いてもわかるよ〜(笑)。

なので まったくのクラシック初心者(わたしもベテランではないけど)には
オススメ出来ないかも。だってこれ「普通じゃない」し(笑)。
これではエヴァは戦いづらいだろうな〜!(爆)。
同じ曲なのに こんなに可能性を見せてくれるから
同じ曲のCDをいろいろ買ってしまう(^^;)。

ちょっと興味は出てきた。
でも 続けて何回も聴くには疲れそうな(笑)
ヴァンスカ第9でした☆
タグ:CD
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