スーパーウーファー修理・・・失敗 [スピーカー]
ONKYO スーパーウーファーSLー10。
長い事、使って来ましたが
(いつも使っていたわけではないですが)
とうとう壊れました。
今年になって 友人が遊びに来て一緒に映画を観たのですが
「どうも 低音に歪みが混じるなぁ・・・」と気づき、
ひっくり返してエンクロージャーのネジを外し
ユニットを確認すると エッジの一部が裂けていました。
いわゆる経年変化でのウレタンエッジ劣化です。
(おまけにセンターキャップがなぜか凹んでいた…)
この SL-10、まだ千葉市街のセントラルプラザに
第一家庭電器オーディオセンター「DAC」があった時、
店頭展示処分品で購入した物です。
(ひょっとするとこの時にもう凹んでいた?疑惑(^^;))
発売が 1989.7なので 1,2年は経っていたと思います。
なので もう20年物ですね(笑)。
作りはしっかりしていて、基本合板の木製。
20cmウーファーユニット使用の
ロングポート・バスレフのような造りです。
音を出してチェックしてみると もの凄いダンプ幅。
もともとオーディオ用だし デジタルサラウンドの
重低音のレスポンスに悲鳴を上げたのかも知れません(^^;)。
基本、サラウンド用のウーファーに
「買い換え時期だなぁ」とは思ったのですが
どうせならダメもとで リペアしてみる事に。
ネットで調べたら 洗車用のセーム皮を使っている人がいたので
エッジを剥がし、Gボンドで貼り替えてみました。
結果、・・・・任務失敗!(笑)。
ちゃんと音は出るのですが 皮が柔らかすぎて
振動リミットまでコーンが振れ 音が濁ってしまいました。
普通に小音量で使う分には なんとか大丈夫ですが
シネマサラウンドのように いきなりピークの
重低音が入ると やはり悲鳴を上げてしまいます。
FOSTEXあたりのユニットと交換する事も考えましたが、
ひとまず 現役引退してもらう事にしました〜。
20年 ありがとう! おつかれさまでした(^^;)。
追記1;
初めてネジを回して本体分解をしてみたのですが
各部のネジがほとんどゆるんでいました。
「ユニットの固定ネジは毎年締めましょう」と
書いているオーディオ本を読んだ事はありますが
(なかなか音が変わるのが恐くてやりませんが(^^;))
20年重低音で振動しているとユルユルになるのを実感しました。
追記2:
エッジを張り替えたあとで 検索をかけたのですが
このSL−10に使える ウレタンエッジも購入する事が出来るようです。
先に知ってたら注文したかも(笑)。
あと、洗車用のセーム皮は質が悪いので使わない方が良いとの意見も。
たしかにそうかも知れません。
修理は自分の愛着度に応じて、自己責任でやりましょう!
ーーーで、新スーパーウーファー登場編につづく☆